様々な「硬さ」の違うシリコーンゴム

一般的にシリコーンゴムは「柔らかい」という認識が広く伝わっているようですが、シリコーンゴムは様々な硬さの異なる材料があります。まずゴムの硬さを表す規格にゴム硬度という規格があり、ゴムの硬さを数値で表し単位は「度」と表示されます（ゴム硬度についてはゴム豆知識　第3回　ゴム硬度を参照ください）。

測定は専用のゴム硬度計を用いて測定し、硬度計から出ている針をゴムに当て込み針にかかる荷重を測定することで硬度を測定します。硬度0度は硬度計の針に荷重が一切かからない状態をさし、かなり柔らかいシリコーンゴムという事になります。反対に硬度１００度となる場合はガラスのように硬い状態を指します。一般的に多く利用されるシリコーンゴムは40度から60度あたりの中間硬度を用います。

弊社ではシリコーンゴム硬度の生産実績として0度、5度、10度、20度、30度、40度、50度、60度、70度、80度、90度と幅広く対応しております。