TPMの強み

合同会社TPMカンパニーはゴム製品のプレス成型工法を用いて、試作から量産まで対応する製造メーカーです。特に試作では独自のゴム簡易型試作工法であるTR工法で高品質でありながら短納期、しかもコストは通常の試作金型の半額程度で対応させて頂いております。この他にもあるTPMカンパニーの強みについてご紹介します。

試作の納期が業界最速!

TPMカンパニーは試作成型の製品CADから簡易型設計/加工やゴム材料の配合/練込み作業、プレス成型や印刷、コートなど、ゴム試作に関わる全ての工程を社内にて対応することができるため、試作品の納期を業界最速で対応する事ができます。

昨今では緊急対応として海外のメーカー様からも緊急対応依頼をいただき、車載部品のトラブル対応としてご相談から4日後に初回3000個を米国向けに発送、つづけて3000個毎に追いかけにて発送対応させていただきました。

簡易型による試作から小ロット生産に強い!(TR工法)

TPMカンパニーの最大の強みは樹脂や軽金属を用いたゴムプレス工法である「TR工法」です。従来の試作金型成型品と比較すると、コストは概ね半額程度、納期は試作金型の場合は短くても2週間程度だったのがTR工法だと、通常で1週間、お急ぎ対応で3日程度で納品可能です。

小ロットで短納期、低コストを実現している理由は「社内一貫生産体制」「CAD/CAMの活用」「在庫の保有」「高い社員スキル」になります。TR工法での生産は簡易型設計から簡易型の加工、簡易型によるプレス成型、場合によっては印刷やその他の加工まですべての工程を社内にて対応します。これらバック体制が他社に真似できないTR工法の強みとなります。

多様な加工に強い!

TPMカンパニーのスタッフはゴム成型加工に長年携わってきました。その中では「ゴムに印刷したい!」や「ゴムに塗装したい!」または「ゴムに樹脂を接着したい!」「透明なゴムが欲しい!」「よく滑るゴムが欲しい!」などなど、実に様々な要望にお応えしてきました。

普通は「そんなの出来ません・・・」などとお断りする業者様も多いと思いますが、TPMカンパニーのスタッフは「無理なんでは・・・」と思う事でも、真剣に取り組み、その中で様々な成型方法や加工方法を開拓してきました。このノウハウの中には他社では真似できない技術も多数あり、今では弊社の強みとなっております。

見積もりの速さに自身あり!

およその事を社内にて対応してしまう一貫生産体制ですので、見積もり作業も外部に委託する作業がほとんどなく結果として迅速な見積もり対応が可能です。

特にTR工法である簡易型成型に関してはお問い合わせ頂いてから目標半日での回答を心がけております。

小規模企業様や個人様にもしっかりと対応!

弊社では小規模企業様や個人様でも親切丁寧対応をモット―につねに真剣に対応させて頂いてます。とくにゴム成型は図面やCADが無いと製作できない場合もありますが、弊社では図面作成やCADオペレーターが2名おりますので、図面やCADがご用意できない場合でも弊社で作図させて頂きます。

個人のお客様のなかには弊社のファンも多数おり「一生懸命に真剣に話を聞いてくれた!」と評価いただくお客様もおります。こんなものできるだろうか?と思ったときはTPMカンパニーにご相談ください。いつでもどんな案件でもモットーである親切丁寧に形にするまでトコトンお付き合いさせて頂きます。

■実績商品 シリコーン製泡だて器「泡花」 ホームページ
■実績商品 シリコーン製ヒールカバー「heel clothes」 ホームページ
■実績商品 シリコーン製触感時計「タック・タッチ」 ホームページ
■実績商品 シリコーン製壁掛けフック「マッシュルーム フック」 ホームページ
■実績商品 シリコーン製ペット用トーイ「KINOCONE」 ホームページ
■実績商品 シリコーン製耳洗い専用ブラシ「耳ピカ美顔ブラシ」
■実績商品 シリコーン製指圧マッサージ用具 「UFO」
その他多数

不良流出ゼロ作戦!

ゴム成形品はどうしても成型工程において不良が出てしまう難しい製品です。手順化された温度や時間、材料仕込み量などで管理を徹底しても、不良がでる場合があります。そこで私たちは不良を「つくらない」「流出させない」ために日々努力しております。

●不良流出ゼロ作戦 その1 異物対策

ゴム成形品に異物は切っても切れない関係です。黒ゴムと呼ばれるパッキン類の成型では問題になることはほとんどありませんが、シリコーンゴムの場合は異物には十分な対策が必要になります。弊社では異物の無いところに異物は混入しないという、当たり前の対応を徹底しております。弊社にお越しの際にはプレス成型現場を是非とも見学してください。綺麗なゴム成型工場であるのが良く分かります。

●不良流出ゼロ作戦 その2 各種試験装置の活用

量産品はもちろんですが、試作品といえど弊社ではすべての製品を必要な検査器具を用いて入念に検査のうえ合格したものを出荷可能品として管理しております。

例えばラバースイッチであれば変移荷重測定器を用いて荷重とクリック率、ストロークを管理し合格品のみを出荷いたします。また引張強度が求められる製品であれば引張試験を実施し、寸法精度が求められる製品においてはマイクロスコープによる寸法測定を実施します。図面に記載された要求事項が確実に守られているかを全て確認のうえ出荷することでお客様に安心した製品を提供させて頂いてます。

営業担当、型担当、成型担当者が3本の矢となりモノづくりに対応

弊社ではお客様の製品を製作するにあたり、社内一貫生産体制で工程間のコミュニケーションを頻繁にとり確実なモノづくりを可能にしております。お客様からの要望をしっかりと営業担当が確認し、それを型担当および成型担当者と相談のうえ、どのような型でどのような成型方法で製作したら良い製品ができるかを確認したうえで、各工程の問題点を確認し改善できる方法を見つけたうえでモノづくりに対応しております。