ゴム接着技術

ゴム成型段階での接着、いわゆる加硫接着や焼付接着、インサート成型と呼ばれる技術は弊社ホームページ内の「プレス成型技術」において説明させて頂きましたので、このページでは説明を省かせて頂き、ここでの接着は成型されたゴム製品に2次的に接着する技術を紹介させて頂きます。

まず、ゴムの中でも様々な物性のゴムがあります。大枠で分類しても合成ゴムや天然ゴム、シリコーンゴムなどがあり、接着方法も様々です。

ここでの接着技術は主にシリコーンゴムを主としてご案内させて頂きます。

シリコーンゴムは難接着特性がありますので、基本的に市販されている通常の接着剤は付きません。接着剤が付きませんので、当たり前ですがこのままでは接着はできません。シリコーンゴムでも接着剤が利用できるようにするためには、シリコーンゴム表面の濡れ性を向上させる表面改質という技術が必要になります。

シリコーンゴムの表面を改質するには、特種な炎で表面を炙ることにより表面状態を改質する工法、特種な電気を発生させ表面状態を改質する工法、特種な溶剤を塗布し表面状態を改質する工法などがありますが、弊社では特種な炎で表面を改質する工法を用いてシリコーンゴムの表面状態を改質し、接着性を向上しております。

接着性を向上させたシリコーンゴムに接着剤を塗布する事で、様々な製品への転用を図っております。

シリコーンゴムと
シリコーンゴムとの接着

シリコーンゴムとシリコーンゴムとの接着です。

現在は市販されている接着剤でも非常に優れており、シリコーンゴム同士を接着させる接着剤も販売されております(詳しくはゴム豆知識にてご紹介しております→シリコーンゴム接着編参照)。
しかし、強固に接着はされますが基本的に接着剤を塗布しますので、シリコーンゴム以外の素材が製品に含まれることになり品質に問題が発生する場合があります。

弊社ではシリコーンゴム同士を接着させるのに、シリコーンを主成分とした接着剤を利用して接着させますので、安心してご利用いただけます。

ゴム片面への接着剤加工

シリコーンゴムの片面を表面改質する事で接着性を向上し、そこに両面テープを貼りつけたり、粘着剤をスクリーン印刷で塗布する事で様々な工業製品や雑貨品などに応用できます。

特に非常に小さな製品は両面テープを貼り付けるのも困難で作業コストがかさみます。そのような場合は、スクリーン印刷にて粘着剤を塗布する事で、両面テープを張り付けた時と同様の効果が期待でき、作業は印刷作業費となりますのでコストを下げることができます。